理事長挨拶

理事長 平塚知真子現代は高度情報化社会。確かに、インターネット上に大量に存在する情報の中から、自分に必要な情報を探し、見つけ、活用する、という点では、検索エンジンを使って、誰もがその恩恵に浴することができるようなっています。

では一方で、自らが情報を発信する、仲間と情報を共有する、という側面においてはどうでしょうか?
「ブログ」や「Twitter」等を使って、「タイムリーに情報を発信する」ことは誰でもができるようになっています。また、mixiやFacebook等のSNSを使えば、仲間との情報共有も自由にできる時代になりました。

操作は本当に簡単になり、誰でも使う気になればITを活用できる状況は整っています。しかし、いずれも個人の自由な立場からの活用に「限定」されていませんか。

「組織」として社会の信頼を得ることのできる「広報」、あるいは、組織内のメンバーのための「情報共有」、そして「教育」を考えたときに、状況はまだ十分ではないと言えるのではないでしょうか。その証拠に、ウェブサイトの更新や運営において、悩みを抱える組織のリーダーは数多くいらっしゃいますし、「教育」までをICTで実現できている組織はほんの少数です。子どもばかりではなく、大人にとってもICTを活用した「教育」は効果的です。

この「組織」にとって必要不可欠ともいえる「広報」、「グループウェア」そして「教育」。それらを1つですべて実現できるICTツールとして、私たちは国立情報学研究所の開発・提供するオープンソースNetCommons(ネットコモンズ)を選びました。

さまざまなICT技術が登場していますが、私たちが上記無料ツールも含めた最先端テクノロジーを真の意味で使いこなすためには、その操作方法だけでなく、どんな風に考え、どのように使えば良いのか、という「考え方」と「具体的事例」を伝えてくれる先生が必要です。身近な家庭教師のような存在となるICTの先生が全国各地にいてくれたら、ICTを利活用し、組織や地域の活性化を実現できるリーダーがもっともっと増えるのではないでしょうか。

みらいウェブでは、その実現のため、様々なICTツールを組み合わせた活用や組織のための次世代情報共有基盤システムNetCommonsを提案しながら、組織のリーダーや広報、教育担当者にとって「効果がある」と思える数々のノウハウやスキルを共有していきます。
そして、システムのプロという立場(SE)からではなく、使う人(ITライトユーザ)の立場に立ったプロ(NCT)を育成し、NCTのためのコミュニティの創造を行い、信頼される機関として発展していきたいと考えております。

どうぞ皆様方の温かいご支援、ご協力をお願い申し上げます。

平塚知真子